高校生の探求学習による会社訪問がありました
松本県ヶ丘高校で探求学習「信州学」に取組んでいる1年生3名が12月6日、松本支店を訪問しました。今年度の高校の学習で「災害に強い街づくり」について調査を行っており、復興街づくり計画作成のために地質コンサルティング事業を学びたいという目的です。
当社の技術課長から「街づくり」に関連する災害「土砂災害」を中心とした、測量・調査・設計・工事までの流れ、また調査会社の仕事内容についての説明があり、それを大変熱心な様子で聞いた後、活発に質問を投げかけていました。
「どんな地域にしたい?どのような地域であってほしいか?」との生徒からの質問に対して、説明を行った近藤課長は次のように答えています。
「昨今の異常気象の影響で土砂災害は増加傾向にある。里山には人が入らなくなっているため更に山は荒れ、土砂災害もより多くなっていく。
山(土砂災害)と戦うのではなく、山と共存することが必要。土砂災害の対策工事をきっかけに里山に入りやすくする設備や、山菜採り、ハイキング、また子供の遊び場など、周囲に住む人が気軽に里山へ入れる環境を作っていきたい。 皆さんが今回の学習をきっかけに、身近な里山に興味を持ってくれたら嬉しい。」