斜面防災工事事業
全国的に土砂災害の発生件数は増加。
この30年間で約1.4倍と災害発生のリスクは増大しています。
私たちの強み
「地中構造」への深い洞察・理解
- 地域への精通
- 豊富な実績
- 自己研鑽(資格取得)
- 多様な施工経験
地すべり防止工事
地すべり防止工事
長野県は山地が多いことに加え地質的な要素もあり、全国有数の地すべり地帯となっています。地すべりは地質・地盤構造・地形・降雨量・など、多様な要因が組み合わさって発生します。わたしたち日本綜合建設は地すべり防止工事のプロフェッショナルとして長年に亘り地すべりという現象に立ち向かってきました。これからも地域や暮らしの安心と安全を守るため最適な工法・施工をご提案していきます。
横ボーリング工
横ボーリング工は地すべりを抑制する代表的な工法で土塊の地下水を排除すること及びすべり面に働く間隙水圧の低減を目的とした工法です。地下水の集中している部分に横方向へボーリング孔を掘り、そこにストレーナーまたはスリット加工を施した塩ビ管や鋼管を挿入し集水します。集水した水は水路より排水することで地すべりの発生リスクを下げます。
集水井工
集水井工は内径3.5m-4.0mの円形の井筒を地中に設置し、集水ボーリングによって地すべりの原因となる地下水を排除する工法です。すべり面が深く地上の横ボーリングでは届かない場合に施工します。効率的に集水できるように集水ボーリングを多段に配置し、集まった水は排水ボーリング孔または排水トンネルを通じて排水させます。また弊社ではコンクリート製の集水井である「RC型工法研究会」に加盟しており、強度が高く、軟弱地盤にも深いRC製の集水井を安全に施工することができます。
アンカー工
地すべりのアンカー工は抑止工の代表的な工法の一つです。地すべり土塊とそれより深い部分にある不動層(基岩)をアンカーで繋ぎ、アンカーの緊張による引張力で地すべりの滑動力に対抗することを目的としています。
法面工事
法面工事
長野県の8割は山地と言われており、道路開発や宅地造成によって造られる人工斜面または自然の斜面を法面と言います。この法面が崩れないように行う法面工事は植物による保護やアンカーを始めとする構造物による保護など多種多様です。日本綜合建設は豊富な経験と実績で最適な工法及び施工をご提案いたします。下記工法以外にも豊富な実績がございますのでお問い合わせください。
法枠工
法枠工は法面上に格子状の枠を設け、法面の崩壊や風化・浸食を防止する工法です。法枠内に植生やコンクリート等にて被覆したり、アンカー工や地山補強土工と併せて施工することで一層の安定を得ることができます。アンカー工との併用により、地すべり対策工法としても利用されます。
アンカー工
法面におけるアンカー工は切土や斜面崩壊に対する法面の安定を目的とします。法面に削孔し引張力を地盤に伝達させる機能を持つ引張材を挿入し、これを基盤内に定着させた上で鋼材の引張力を利用して法面の安定化を図ります。
維持・補修工
モルタル吹付工は昭和40年代に多く施工されたと言われ、現在施工から40~50年経過して老朽化が深刻な問題となっています。弊社では既設モルタル・コンクリート吹付に対して補修・補強工事を行っており、法面の長寿命化に力を入れております。
地盤改良工事
地盤改良工事
地盤の陥没による家屋の倒壊、老朽化した堰堤の漏水・決壊、ため池の堤体の漏水・決壊、そうした災害を防止するため、地盤を強固に改良する工事です。当社では、グラウト工事、薬液・モルタル注入工事を行っており、豊富な実績を有しております。
その他
弊社では道路工事や上下水道工事に実績もございます。